おーだずがい。

どうもるいりおです。


殴打頭蓋というカードが、MTGにある。


Batterskull / 殴打頭蓋 (5)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに警戒と絆魂を持つ。
(3):殴打頭蓋をオーナーの手札に戻す。
装備(5)


まあ、何かいてあるのかわからん人もいるだろう。ざっくりだけ説明する。


「+4/+4の修正」
・パワー/タフネスに+4の修正を付与する。
 このカードは装備カードなので、自分のユニットに装着して使う。
 バトスピでいうところのブレイヴだ。
 このゲームはいわゆるファッティサイズが数値が5~6くらいを基準としているので、テキトーなユニットにくっつけるだけで即座に化け物と化す。

「警戒」
・攻撃に参加しても、タップ状態にならないということ。
 攻撃しても相手のターンに防御に回せるので、攻防一体のアビリティ。

「絆魂」
・この能力をもつカードがダメージを与えたとき、同じ数値だけ回復するという効果。
 この能力を持つカードが盤面にいるだけで、ライフレースなどという言葉は灰燼と化す。


つまり、殴打頭蓋というカードは、

「装備したユニットの性能を著しく底上げ」
「攻防一体の能力を付与」
「ライフレースを破壊」

する、いわゆるぶっ壊れたカードなのである。

実際、このカードに走られるともうお手上げである。


しかしてまあ、別に殴打頭蓋の話をしたいわけではない。

バトスピをやり始めてこっち、どうにもこの殴打頭蓋で敵をぶん殴っているような気分になるカードがある。

まあなんとなく気づいている人もいるかも知れないが、これだ。



夢幻の天剣トワイライト・ファンタジア †
ブレイヴ
5(2)/黄/剣刃
Lv1 5000 合体+5000
Lv1『このブレイヴの召喚時』
自分のライフが5以下のとき、自分のリザーブのコア1個を自分のライフに置くことができる。
合体条件:コスト5以上
【合体時】『このスピリットのアタック時』
このスピリットが相手のスピリットにブロックされたとき、このスピリットは回復する。
ブロックされなかったとき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。
シンボル:黄



初めて見たとき吐いた。何だこいつは。


「ブロックされなかったとき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。」

ここはまだかろうじて理解できる。

「このスピリットが相手のスピリットにブロックされたとき、このスピリットは回復する。」

いや、なんでだよ!

通しちゃダメなんじゃないの!?

なんで通るまで殴ってくるんだよ!?



カードゲームをやっていて、たまに

「デッキレシピでよく見るカードだけど、何か中途半端だよなぁ何に使うんだ?」

みたいなカードがある。

そういうカードは特定の何かの対策、いわゆるメタカードであることが大体だが、使われるとなるほどと思うのだ。


「何やこの半端な全体除去・・・」と思えば未練ある魂に轢き殺され「なんやそのオリカァ!市ね!」とブチ切れて帰宅し、

「いるのか?この軽量火力」と思えばオリオティスにデッキの全てを否定され「っはーつまんなまじこのゲーム売るわ」と怒りのあまり引退し、

「究極神皇アルティメット・エグゼティーガwwwシナジーとか皆無かよwww」と半笑いにすればクソガキジャンクデッキに全てをわからされ「帰りにエグゼティーガ2000枚買うわ」と心を改める。


俺も、トワイライトファンタジアに斬られて初めて

「あ、ブレイヴって破壊できないと詰むんやなこれな・・・」

と実感したのである。

まあ、ブレイヴはほかの方法でも割れる分、まだマシかもしれないが。


バトスピ始めたばっかりのそこの君。トワ剣に斬られてみるといい。

このダメージレースの壊れよう。かのバタースカルを思い出すだろう。



(クソガキジャンクは次あたりの記事にします)

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